転職活動時にお世話になるハローワーク。転職初心者さんは、どんな場所なのか?どこにあるのか?ドキドキでしょう。そんな方の為に私も初めての転職時に使用したハローワークについて調べてみました。なーんにも知らない人の為に大枠の概要から記載しています。

ハローワークって何?

  • 全国…544所
  • 従業員…職員数 10,536人 相談員数 15,702人
  • 事業…①職業紹介(職業相談・紹介業務、求人受理・開拓業務・再就職支援業務等)②雇用保険(雇用保険適用、失業認定・給付業務等)③雇用対策(障害者・高年齢者雇用企業指導業務、助成金業務等)

ハローワークとは別名、公共職業安定所(ハロワ、職安)と呼ばれています。その名の通り、国が運営している公のお仕事探しの場所です。他にも雇用保険に関する各種の手当や助成金の支給、公共職業訓練の斡旋も行っています。仕事を辞めて失業手当ての給付もハローワークになるので、仕事を辞めたら必ず足を運びましょう。
よくニュースで、有効求人倍率や失業率なんてワードを耳にするかと思いますが、全ての算出はハローワークが元にされています。その為、ハローワークの役割は国の雇用対策と密接に結びついていて、ミッションは雇用の促進、失業率の低下等があげられます。

ハローワークって何人位の人が活用しているの?

転職時には皆何を使っているのか。こちらは、マンパワーグループが2015年に転職者向けにとったアンケートです。転職活動時に利用した媒体は1位が53.9%で何と!ハローワーク!!次いで「求人サイト」41.7%、「転職エージェント」28.7%となっています。求職者の半数が転職活動にハローワークを使っているんですね!

更には転職活動に利用した媒体等を選択した人を100とした場合、実際に応募した媒体等の割合は、「ハローワーク」が79.9%、「転職エージェント」が78.3%、「求人サイト」が59.0%となっており、中途採用時にハローワークは活躍手段の1つとなりうるのが分かります。(その他がめっちゃ気になりますが…何?)

※マンパワーグループ調査データ

ハローワークの対象者は?利用料金は?

ハローワークは老若男女、国籍問わずに仕事を探している人であれば無料で使用可能です。調べてみると、様々な切り口でハローワークの窓口は細分化されているんですね。自分にあった窓口に行ってみましょう!

■新卒応援ハローワーク(57ヶ所)
支援対象層:大学院・大学・短大・高専・専修学校等の学生、卒業後未就職の方
特徴:卒業後の就職についての各種相談、面接指導、就職面接会などを実施

■わかものハローワーク(28ヶ所) (わかもの支援コーナーは216ヶ所)
支援対象層 :正社員就職を目指すフリーター等
施設の特徴 :担当者制の個別支援により、正規雇用に向けた就職プランの作成、職業相談・職業紹介、各種セミナーを実施

■マザーズハローワーク(21ヶ所)・マザーズコーナー(173ヶ所)
支援対象層:子育て中の女性等(母子家庭の母・父子家庭の父を含む)
特徴:キッズコーナーを設置するなど子ども連れで来所しやすい環境を整備し、担当者制による支援、子育てと両立しやすい求人の提供、保育所等の子育て支援情報の提供等を実施

■ふるさとハローワーク(138ヶ所)
支援対象層:主にふるさとハローワークの設置地域に居住している求職者
特徴:市区町村庁舎等を活用

■生涯現役支援窓口(110ヶ所)
支援対象層:65歳以上の高年齢求職者
特徴:「職員」と「相談員」の「支援チーム」による職業紹介・相談を実施

■ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)
支援対象層:ハローワークの求職者。公共職業訓練は雇用保険受給者、求職者支援訓練は非受給者。
特徴:希望する仕事に就くために必要な職業スキルや知識などを習得することができる公的制度

ハローワークは転職時に使用するイメージが根付きがちですが、新卒版ハローワークもあり、毎年70万人近くが大学・大学院を卒業する内の約50万人が使用しています。数字で見ると、70%の学生が使用しているのですね!(私は使用せず終わってしまいましたが…^^;)皆さんご存知、リクナビ、マイナビは毎年70万人近く(殆どの学生)が使用しています。

絵本やおもちゃが置いてあるキッズコーナーがあり、子連れでも安心!

また、最近のニュースで大阪マザーズハローワークでは、昨年2016年度の就職率は97.9%というニュースが取り上げられました。相談員の方の企業理解や、求職者の方へのカウンセリング力が非常に優れてますね!(※産経WEST)これは、是非活用したい!

ハローワークはどんな人が利用してるの?メリット、デメリットは?

 ハローワーク有料職業紹介事業所
設置数全国436ヶ所(出張所等含め544ヶ所)18,457ヶ所
新規求職者数約519万人(うちホワイトカラー約263万人)約1,033万人(うちホワイトカラー約360万人)
新規求人数約973万人(うちホワイトカラー約415万人)約446万人(うちホワイトカラー約321万人)
利用者特徴・離職者が中心(在職者は約3割)
・障害者、高齢者、フリーター、母子家庭の母など就職困難性の高い層の利用が多い
・約9割が100人未満の企業
・在職者が中心(約6割)
・ホワイトカラーの職業紹介が中心
・都市部中心での転職希望者(※東京都・大阪府・愛知県に約5割の事業所が存在)
就職経路の割合16.7%3.8%

(※出典元:平成29年7月厚生労働省 職業安定局『公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績』)

上記はハローワークと民間人材紹介会社との昨年度実績のまとめです。上記の事からハローワークを利用するメリット、デメリットをまとめてみました。

  • 求人数が多く、転職サイトには掲載されていない、掘り出し求人に出会えるかも!
  • 地元求人が探しやすい
  • 企業へ応募する際は、相談員が企業間に入ってくれる
  • 就業訓練の相談が無料
  • 「マザーズハローワーク」、「わかものハローワーク」など特化型のサービス有り
  • エントリーシート、履歴書の作成相談
  • 面談指導、転職フェア、各種セミナーを無料実施
  • 転職決定率が高い

 

  • 100名未満の中小企業がメインな為、大手企業希望者にはミスマッチ
  • 求人票の情報量が最低限しか記載されていない為、社風等の詳細状況は別途WEBで調べる必要がある
  • 求人票と実際の求人に認識の差異が過去に発生
  • 営業時間が平日は17時15分閉館、土日祝は休みの為、就業中の人は利用しにくい
  • 企業へ応募する場合は、ハローワークにいくいち足を運ばなくてはならない

 

こう見比べると地元密着&中小企業で働きたい人は、民間人材紹介会社を訪ねる、もしくは転職ナビ等で探しつつ並行してハローワークを使用するのが良いかもしれませんね。逆に都会&大手企業で働きたい人は民間人材紹介&転職ナビで事が足りるかもしれません。ハローワークと民間人材紹介会社を上手く使い分けて行きましょう。

ハローワークの事は何となく分かってきたけど、何だかWEB上ではブラック企業も多いし、行かない方が良いという記事を見つけて不安の方も多いと思います。そんな人は、下記を参照にして下さい。探し方のポイントさえ掴めば、ハローワークでもホワイト企業にしっかりと出会えます。

6年で一部上場を果たした企業を見抜いた、元求人広告営業マン(7年)が教えるホワイト企業の見極め方
私の一番の仕事の成果(好きなこと)と言ったら、まだ名も世の中に知られていない企業で、今後成長しそうな企業を見抜く事です。企業が...

ハローワーク当日初日流れ、持ち物は?

ハローワーク当日の流れ

①ハローワークカードの記入(※初日のみ)
②窓口で相談員の方と相談(過去の職歴、今後の希望職種、場所、給与等)、求人情報検索端末の操作案内…等
③求人情報検索端末で求人検索
④気になる求人があれば窓口で相談
⑤企業に連絡をしてもらい採用状況の確認。企業が良ければ面接調整
⑥ハローワークで紹介状を書いてもらい、それを持参して面接へ

※④以降は気になる求人が無ければ無理に相談しなくても大丈夫です

私は東京都内のハローワークに行きましたが、①・②で1時間近くかかりました。(ちょっと混んでいたのもあります)①~⑥を行うとするとハローワークでの滞在時間は2~3時間は見ておいた方がよいでしょう。

また、①の時間を短縮する為にWEB上で仮登録が出来るサービスが2016年から開始されています。①も混んでいるハローワークだと呼び出しに時間が掛かるので、事前に自宅で登録しておくとスムーズです。(私は手書きで面倒くさかった記憶があります…)

▼下記のハローワークインターネットサービスから登録しましょう!
求職情報仮登録(求職者情報)

【※注意※】仮登録日を含む1週間以内にハローワークの窓口で確認を受けることで本登録完了となるので、登録後は必ずハローワークに足を運びましょう!

持ち物

仕事探しの名目で行くのであれば、持ち物は特に不要です。ハローワークインターネットサービスから仮登録をした場合は、【仮登録番号】を持参しましょう。

また、失業保険を受け取る為には下記が必要です。

・資格喪失確認通知書(被保険者通知用-1)
・雇用保険被保険者離職票-2
・印鑑
・証明写真(縦3cm×横2.5cm)×2枚(直近3ヶ月以内の撮影)
・身分証明書(運転免許証、パスポート等)
・本人名義の普通預金通帳、またはキャッシュカード(ネット銀行、外資銀行は不可)
・マイナンバーが確認できるもの(マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票のどれか)
※マイナンバーがあれば身分証明書は不要

これらをハローワークに持参し手続きが完了すると、雇用保険受給資格者証と失業認定申告書を受け取れます。
因みに、私は自己都合退職だったのですが3ヶ月後から支給されると思い、退職日から3ヶ月後に行ったのですが受給は失業が認定された日から3ヶ月だったとは知らず…。結局支給されるのは6ヶ月後となりました…。皆様、退職されたらすぐにハローワークへ…。